首里城ってどんなところ?首里城の見どころとは?

沖縄の観光スポットのひとつとして知られているのが、首里城(しゅりじょう)です。それを目の前に立つとまるでどこかに迷いこんだような、異国情緒漂う首里城は沖縄観光をするうえでぜひ訪れておきたいところ。では、首里城はいったいどんな目的で建てられたか、どのような見どころがあるのかなど、詳しく見ていきましょう!

目次 ページガイド

首里城ってどんなところ?首里城について詳しく知ろう

首里城

沖縄県の県庁所在地である・那覇市。この那覇市にある「首里」という地域にあるのが、首里城です。

とはいっても、街中に首里城がどどんとそびえ立っているのではなく「首里城公園」という広大な場所のなかに「首里城」があるのです。

首里城が建てられたのは、実はいつなのかまだわかっていません。沖縄の前身であった琉球王国時代、14世紀の終わりごろに建てられたものだと今のところ考えられているそうです。

沖縄には各地に「グスク(城)」と呼ばれるお城がたくさんありますが、特に14世紀ごろは集中してグスクがあちこちに建てられていました。このことから、そのグスクと同じように首里城もお城のひとつとして建てられたものだと考えられているんです。

実は首里城は建てられてから何度も何度も火事で焼失したり、戦いで破壊されたりした城。そのたびに再建され、ときには10年以上かかったこともあると言われています。

現在私たちが見ることのできる首里城も、太平洋戦争中に焼失・破壊されてしまったんです。ですが、その後首里城の外側にある「守礼門」が再建されたことから、周辺にあった建築物が次々と直されていきました。

そして、平成元年になってようやく首里城が再建(復元)されることに。でも、それは簡単な道のりではなかったそうです…。

本当の首里城は赤くない!?

首里城

首里城を再建するために、本来あった場所から移転させることが決まりました。

ですがその工程は厳しく、まず詳しい資料がない中での再建となったのです。もちろん、首里城を知っている方々に話を聴きながらの再建ではありましたが、屋根瓦は赤か黒かというところですでに意見が分かれる始末。

また、首里城に使われていたとされる「琉球瓦」を生産しているところは殆どなく・・・なんと、たったの1軒。屋根瓦作成の協力を受けて再建がすすみ、平成4年になると首里城公園が開園されました!

…のちにわかったことですが(2014年)、これまで美しく鮮やかな赤色だとされていた首里城の屋根瓦。沖縄戦が行われていた当時のカラー映像が発見され、そこには焼けてしまう前の首里城が映っていました。

すると、なんと屋根瓦が赤くないことがわかったのです。ですが、既に日本人の間「首里城=赤い」というイメージが大きく定着してしまっていた為、結局首里城の屋根瓦はそのままで現在も残されています。

昔の首里城は今と違い、木で出来ている部分(建物の壁の部分)は木の色で着色はされておらず、屋の瓦も赤ではなく灰色の瓦が使用されていました。

首里城へ行くなら見てほしい見どころスポット!

首里城

首里城は先ほども述べたように、首里城公園という大きな国営沖縄記念公園のなかにあります。

首里城公園は、管理センターや駐車場・総合案内所のあるところから少し離れたところに守礼門があり、そこから別の門を通って行きます。中には世界遺産に指定されているものもあり、ただ観光地として見に行くだけでなく、琉球王国の歴史にも触れることができます。

首里城へたどりつくまでのルートに、どのような見どころがあるのかをまとめてみました!

沖縄にある世界遺産を巡ってみよう!

2016.10.04

守礼門(しゅれいもん)

守礼門

まず通るのが守礼門です。沖縄では様々な場所で「守礼」という言葉が使われていますが、どのような意味なのかご存知でしょうか?

守礼というのは「礼儀を守る」という意味をもっています。琉球の国は礼儀を重んじていた国だったので、王のいる神聖な城に入るにあたって礼節をもって…という心があらわれています。

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

園比屋武御嶽石門

守礼門を通ってから少し歩くと、左側に見えるのがこの石門。御嶽(うたき)はお祈りをする場所で、王が外へ出るときに安全祈願をするための場所だったとされています。

現在、復元されてからは国の指定重要文化財となっていて、平成12年には世界遺産へ登録されました。どっしりとした石門は、厳格な雰囲気が漂います。

歓会門(かんかいもん)

歓会門

首里城郭へ入るための正門となる門。その名の通りやってきた人を歓迎するという意味を持っている門です。

当時、中国からの使者などを歓迎するということからこの名がつけられたと言われています。門の両側にはシーサーが一対いますので、ぜひ見てみてくださいね。

沖縄のシーサーっていったい何者なの?

2016.12.07

龍樋(りゅうひ)

龍樋は、首里城第一の泉とも言われている場所です。

龍の口から水が湧き出ており当時、この水は王宮で飲み水として使われていたとされています。

龍の部分は、約500年前(1523年)に中国から持ってきたものなのだそうです。復元された首里城の中でも数少ない、昔から残っている物の1つなのだそうです。

瑞泉門(ずいせんもん)

瑞泉門

沖縄の泡盛でも有名な「瑞泉」というのは、立派だとかおめでたいという意味があるそうです。階段を上った先にあるこの瑞泉門は、歓会門と同じように門の両側に一対のシーサーが立っています。

漏刻門(ろうこくもん)

漏刻門

中国語で「水時計」という意味をもつ漏刻は、首里城へ行くための3つ目の門。

15世紀ごろにつくられたと言われていて、門の上のやぐらに水槽を置き、そこから漏れる水の量で時間を計ったと言われています。

万国津梁の鐘(ばんこくしんりょうのかね)

首里城の券売所からほど近い場所に設置されているこの鐘ですが、実は当時は首里城の正殿にあったと記録があります。

…が、具体的にどこにあったのかということがわかっていないことから、ここに設置されているんだとか。また、実はこれはレプリカ。本物は沖縄県立博物館におさめられているそうです。


その他にも・・・、第4の門である「広福門(こうふくもん)」や、正殿につづく「御庭(うなー)」。

その御庭にさらにつづく「下之御庭(しちゃぬうなー)」や、御庭へ入るための最後の門である「奉神門(ほうしんもん)」。

琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)のとき、神がつくった聖地であると言われている拝み所の「首里森御嶽(すいむいうたき)」、城の西側にある物見台の「西のアザナ(いりのあざな)」。

城のなかでもっとも信仰儀式が行われていたとされる「京の内(きょうのうち)」、正門である歓会門に対して、裏門として使われていた「久慶門(きゅうけいもん)」…など、首里城の城郭にはさまざまな見どころがあります。

立派なお城の中には、さらにこのような立派な門や御嶽(拝み所)がいたるところに作ってあり、当時の建築技術のすばらしさがうかがえます。

首里城は沖縄グルメも楽しめる

琉球菓子

首里城内には、いくつかのショップがあるのでご紹介していきたいと思います。ぜひ休憩場所として利用してみてくださいね!

鎖之間

実は、首里城の中(有料区域)にある「書院・鎖之間」では、お茶とお菓子を楽しむことができるんです。その当時の伝統菓子と雰囲気を味わうことができる有料体験施設として人気。

本土の方にはあまり馴染みのない・・・花ぼうる、くんぺん、ちいるんこう、ちんすこうなど、4種類のお菓子のほかに、さんぴん茶(ジャスミン茶)をいただくことができます。予約はなく、誰でも利用することができます。

  • 営業時間:9時30分~18時(ラストオーダー17時30分)
  • 料金:ひとり310円

レストラン首里杜(すいむい)

タコライスや沖縄そばをはじめ、チャンプルー定食など定番の沖縄料理をいただくことができるレストラン。ソーキそばや数量限定のゆし豆腐定食が人気となっていますよ!

定食などのガッツリメニューはもちろんのこと、味付ソーキ・ラフテー・ジーマーミ豆腐・ミミガーなどの単品料理なども充実しています。この機会にぜひ沖縄料理にチャレンジしてみてください!

  • 営業時間:10時~17時(ラストオーダー16時30分)
  • 金額の目安:300~1100円

カフェ龍樋(りゅうひ)

首里城を散策したら、ちょっと休憩!アイスクリームやソフトクリーム、かき氷(冷やしぜんざい)などのスイーツに加え、トロピカルドリンクや軽食もあるカフェです。期間限定の「龍樋ソフト」もあるそうです!

  • 営業時間

    4~11月  9時~19時
    12~3月  10時~18時30分

  • 金額の目安

    300~600円程度

  

また、ほかにも沖縄の伝統工芸品やみやげ物が並ぶショップが2か所、有料区域と無料区域にひとつずつあります。首里城公園オリジナル商品などもありますので、ぜひおみやげにチェックしてみてくださいね!

首里城の入館料やアクセスについて

チケット

首里城へは入館料金が必要になります。正殿・奉神門・南殿・番所・書院などの場所には入館料がかかりますので、発券所でお支払いをします。

首里城郭への入館料金は以下の通りです。

大人高校生小・中学生6歳未満
820円620円310円無料

ちなみに、年間パスポートの金額は大人1,640円・高校生1,240円・小中学生620円となっています。

また、年間パスポートを更新すると2つの特典を受けることができます。

  • 首里城公園直営売店のオリジナル商品が、年間パスポートを提示すると10%オフに!
  • 抽選で1万円分の商品券が当たる!(※抽選は5・8・11・2月に行われます)

ゆいレールを利用するとお得に!

ゆいレール

ゆいレール(モノレール)のフリー乗車券(一日券・二日券)を利用して、首里城を訪れた方は、券売所で乗車券を提示すると割引になるのだそうです。

  • 大人:820円 → 660円
  • 中人:620円 → 490円
  • 小人:310円 → 250円

ちょっとだけ入館料がお得になりますので、観光にはぜひゆいレールを利用してみてくださいね!

エミリー

首里城公園の周辺には、世界遺産として登録されている「玉陵」や、ほかにも長さ4キロにもわたる「首里金城町の石畳道」など、名所も。首里城をめぐるときには、ぜひ周辺も併せて散策してみてくださいね。


基本情報

無料区間 開園時間
4月~6月 8:00~19:30
7月~9月 8:00~20:30
10月~11月 8:00~19:30
12月~3月 8:00~18:30
有料区間 開園時間
4月~6月 8:30~19:00(入場締め切り 18:30)
7月~9月 8:30~20:00(入場締め切り 19:30)
10月~11月 8:30~19:00(入場締め切り 18:30)
12月~3月 8:30~18:00(入場締め切り 17:30)
ライトアップの時間
日没~24:00まで
首里城公園施設の一部休館日
7月の第1水曜日とその翌日
TEL
098-886-2020(首里城公園管理センター)
住所
〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
公式ホームページ
http://oki-park.jp/shurijo/
クレジットカードの利用
各種クレジットカード利用可: NICOS DC JALカード etc…
駐車場
有料の駐車場があります。(小型:320円 大型:960円)
Wi-Fi
利用可能
海の見え具合
海は見えません

首里城公園までのルート

現在地から首里城公園までルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。

那覇空港から車で行く場合

那覇空港から首里城公園まで10.3km、車で約31分。到着までの時間は混雑状況によって変わります。

那覇空港からゆいレールで行く場合

那覇空港駅首里駅徒歩で首里城へ向かいます。

那覇空港駅から首里駅までは大人330円、小人170円。約27 分(14 駅)で 首里駅に到着。首里駅から首里城までは徒歩で約15分(450m)です。

近くのホテルや飲食店

各目的地までの距離は車両進入禁止や一方通行などを考慮した車での距離が表示されています。その為、車よりも徒歩のほうが目的地までの時間や距離が短くなる事があります。また、現地の交通事情や災害などによってご提案のルート通りに行く事が不可能な事も御座います。

近く(5.0km圏内)にあるホテル

ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
首里城からダブルツリーbyヒルトン那覇首里までの距離約2km
沖縄都ホテル
首里城から沖縄都ホテルまでの距離約1.5km
沖縄ホテル
首里城から沖縄ホテルまでの距離約2.3km
ホテル オーシャン(那覇国際通り)
首里城からホテルオーシャンまでの距離約2.9km

近く(5km圏内)にある飲食店

レストラン・食堂レストラン首里杜(すいむい)
レストラン首里杜(すいむい)は首里城公園内にあります。
カフェカフェ龍樋(りゅうひ)
カフェ龍樋(りゅうひ)は首里城公園内にあります。
カフェ鎖之間
鎖之間は首里城公園内にあります。
カフェ石畳茶屋 真珠(まだま)
首里城から石畳茶屋 真珠(まだま)までの距離約600m
レストラン・食堂琉球料理赤田風
首里城から琉球料理赤田風までの距離約450m

最寄駅・最寄のバス停

最寄駅
最寄駅は首里駅です。首里駅駅まで約1.2km、歩いて約15分です。

沖縄都市モノレール路線を表示

最寄駅を表示

最寄のバス停
沖縄県内(本島)のバス検索は主に以下の2つのバス検索システムから成り立っております。バスロケーションシステムでは那覇バスと琉球バス交通のみの検索が可能で、バスなび沖縄では沖縄本島内の主要なバス会社を網羅しており、那覇バス、琉球バス交通、沖縄バス株式会社、東洋バス株式会社から検索が可能となっております。

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ABOUTこの記事をかいた人

エミリー

広島から沖縄に移住してきたエミリです♪憧れの沖縄での生活を活かして沖縄の移住や文化について体験談を元にお伝え出来ればと思います。その他にも沖縄に関する様々な情報を発信していきます!