「沖縄へ旅行へ行く事が決まったけれど、車を運転する自信がない・・・でも、とりあえずレンタカーで動く予定を立てている。。」なんて方いらっしゃいませんか?レンタカー以外にも路線バスやリムジンバス、ゆいレール(モノレール)、ハイヤーなど、その他の選択肢も沢山あります。運転に自信がないという方は、まずはリムジンバスで行動してみませんか?
車の運転に不慣れなのにレンタカーを借りる人が多い

沖縄は車社会です。一部の区間でゆいレール(モノレール)が走っているだけで、電車や新幹線などはありません。もちろんバスはありますが、料金や時間を考えると、レンタカーを選択する方が多いのも事実です。
沖縄に遊びに来られたことのある方であれば、沖縄でどの程度の量の車が走っているかという事は、容易に想像がつきます。
ですが、沖縄へ来られたことのない方の中には「沖縄=昔ながらの家屋が立ち並ぶ田舎」というイメージを持っている方も多く、「免許はとったけど、運転はほとんどした事がない」というペーパードライバーの方も、「沖縄であれば、練習がてら運転できるだろう」と考え、レンタカーを選択される方が多いようです。
その為・・・レンタカーを借りる前提でスケジュールを組み、いざ沖縄に来てみたら…車が多く、意外と都会!
「運転するのが怖い」と思っても、レンタカーはキャンセル料が発生するし、レンタカーで動く事を前提としたスケジュールが組まれているので、「やっぱり怖くて運転できない」なんて言えない状況に・・・。


想像していた以上に沖縄が都会・または車が多かったのか・・・、パニックに陥った旅行者ドライバーが、片側一車線の車線のど真ん中で急にハザードランプをつけて停止する…なんて光景も。。
また、車の駐車になれておらず、駐車の際に隣の車のミラーを折ってしまったり、車体をこすってしまったりして、慌てて逃げようとするレンタカーを目にすることも・・・。
「テレビのイメージと違う」そう言っていた旅行者がいた
前に、初めて沖縄を訪れたという旅行者が「テレビで見る沖縄と違う…。畑ばかりだと思っていた」と、おっしゃっていた事があります。
きっと、その旅行者がイメージしていたのはこんな感じでしょう。

テレビでよく映し出されている田舎の光景は、離島の昔ながらの風景を残した地区であったり、沖縄の南や北の農家が多く住んでいる地区です。
那覇空港がある那覇から北谷町(中部)までは車も多く、意外と都会なんですよ!

今後、メイン道路である国道58号線は、一部 片側四車線になることが決まっています。
電車がない沖縄は、驚くほど車が多い

沖縄には、モノレールはありますが電車はありません。
その為、沖縄県民は18歳では男女ともに免許を取得し、マイカーを持つ方が殆どです。(通学や通勤の為)
沖縄の人間は、運転に慣れている分、多少運転が荒い人も多いので、ペーパードライバーの方からすると怖くて仕方がないと思います。
合流車線でいつまでも合流出来ないレンタカーを、沖縄ナンバーの車がどんどん追い越して合流していくなんて光景は日常的に目にします。

稀に、「沖縄の人のフリをして運転してるよ♪」なんておっしゃる旅行者がいらっしゃいますが、沖縄の人間からするとレンタカーは一目で区別がつきます。
レンタカーのナンバープレートの文字は「わ」または「れ」と定められているので、レンタカー会社のステッカーが貼られていなくてもバレバレなのでお気をつけて!
運転に不慣れならリムジンバスを利用してみて!

通常の路線バスでの移動は、待ち時間などが発生するので少し時間がかかるし面倒だと考えている方は多くいらっしゃいます。
そんな方は、空港リムジンバスを利用してみてはいかがでしょうか?
通常の路線バスに比べると待ち時間や停留所が少ないので、時間短縮になるのではないでしょうか?

初めて沖縄に来られる方で、あまり運転に慣れていない方は、初回は空港リムジンバスなどを利用し、沖縄の雰囲気や交通量などを確認して、2~3度目に来られた時から運転する事をオススメします。
リムジンバスは7路線運行している
那覇空港から乗ることが出来るリムジンバスは、2019年3月現在で7路線運行しています。
このリムジンバスは、人気のホテルを経由するので、北谷町や読谷村・恩納村・名護へ行くことが出来ます。
経由する場所は下の通りとなっています。

引用:沖縄バス株式会社
- Aエリア(宜野湾・北谷方面)
- 那覇空港国内線ターミナル
- 那覇空港国際線ターミナル
- 旭橋駅前バス停
- ムーンオーシャン宜野湾ホテル&レジデンス
- ラグナガーデンホテル
- ザ・ビーチタワー沖縄
- ベッセルホテルカンパーナ沖縄
- ラ・ジェントホテル沖縄
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
- Bエリア(読谷方面)
- 那覇空港国内線ターミナル
- 那覇空港国際線ターミナル
- 那覇バスターミナル
- ホテルムーンビーチ
- ルネッサンスリゾートオキナワ
- ロイヤルホテル沖縄残波岬
- ホテル日航アリビア
- 読谷バスターミナル
- Cエリア(恩納村方面)
- 那覇空港国内線ターミナル
- 那覇空港国際線ターミナル
- 那覇バスターミナル
- ホテルムーンビーチ
- ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート
- カフーリゾートフチャクコンドホテル
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
- リザンシーパークホテル谷茶ベイ
- ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
- CDエリア(恩納村・名護方面)
- 那覇空港国内線ターミナル
- 那覇空港国際線ターミナル
- 那覇バスターミナル
- ホテルムーンビーチ
- ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート
- カフーリゾートフチャクコンドホテル
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
- リザンシーパークホテル谷茶ベイ
- ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
- 沖縄かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ
- ザ・ブセナテラスビーチリゾート
- オキナワマリオットリゾート&スパ
- かねひで喜瀬ビーチパレス
- 名護バスターミナル
- Dエリア(恩納村方面)
- 那覇空港国内線ターミナル
- 那覇空港国際線ターミナル
- 那覇バスターミナル
- ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
- 沖縄かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ
- ザ・ブセナテラスビーチリゾート
- オキナワマリオットリゾート&スパ
- ザ・リッツカールトン沖縄
- かねひで喜瀬ビーチパレス
- Eエリア(名護・美ら海水族館方面)
- 那覇空港国内線ターミナル
- 那覇空港国際線ターミナル
- 那覇バスターミナル
- 名護バスターミナル
- ホテルリゾネックス名護
- 記念公園前(バス停)
- センチュリオンホテル&ヴィンテージ沖縄美ら海
- ホテルオリオンモトブ リゾート&スパ
(※Eエリアは上りのみ)
- DEエリア(名護・美ら海水族館方面)
- 那覇空港国内線ターミナル
- 那覇空港国際線ターミナル
- 那覇バスターミナル
- ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート
- ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
- 沖縄かりゆしビーチリゾートオーシャンスパ
- ザ・ブセナテラスビーチリゾート
- オキナワマリオットリゾート&スパ
- ザ・リッツカールトン沖縄
- かねひで喜瀬ビーチパレス
- 名護バスターミナル
- ホテルリゾネックス名護
- 記念公園前(バス停)
- センチュリオンホテル&ヴィンテージ沖縄美ら海
- ホテルオリオンモトブ リゾート&スパ
降車場所となっているホテルに宿泊予定がない方でも、リムジンバスを利用できるそうなので、近くのホテルに宿泊予定の場合などでも気軽に利用してみてください。
リムジンバスは、事前予約が大切!!

リムジンバスの利用を考えている方は、事前の予約が大切です。
事前予約は、電話では出来ず、インターネット「高速バス予約の発車オーライネット」からのみ可能となっています。
もちろん、事前予約がなくても当日空席があれば乗車も可能!!その場合も、現金での支払いはできず、事前に乗車チケットを買っておく必要があります。
当日のチケットの販売場所は、那覇空港国内線到着ロビー内のリムジンバス案内センター、那覇バスターミナル、停留所となっているホテルとなっているそうです。

当日、「リムジンバスが満車で乗れない!」なんて事のないように、事前予約はきっちり済ませておきましょう!
料金は、乗車地と降車地次第で変わる

リムジンバスの利用料金がいくらくらいなのか、お伝えしたいところなのですが・・・リムジンバスに乗る場所と下りる場所次第で、金額が変わるようです。
なので、行き先が決まっている方は下の料金表から確認をお願いします。

リムジンバスの時刻表に関しては、公式サイトで確認をお願いします
リムジンバスの乗車場所はどこにあるの?

リムジンバスは、「那覇空港 国内線ターミナル」と「那覇バスターミナル」の二か所から乗車することが出来ます。
それぞれの乗車場所をかくにんしておきましょう。
那覇空港 国内線ターミナル


那覇空港国内線ターミナルから乗車する場合は、1階出入り口から出て、横断歩道を渡った先の12番乗り場となっています。
到着口A側が近いので、迷わないか心配だという方は、到着口Aを探してから出口から出るようにしましょう!
那覇バスターミナル

那覇バスターミナルから乗車する場合は、リムジンバスのコース(A~DEエリア)や、ホテル方面へ向かうのか・・・空港方面へ向かうのかによって、乗車位置が異なるようです。
間違えないよう、十分注意しましょう!

分からない方は、リムジンバス案内センターへ相談してみてくださいね!
リムジンバスを使った旅行プランを考えてみた
リムジンバスを使った旅行プランを考えてみました!
運転が苦手・免許を持っていないという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
例えば、北谷町をメインに観光したい場合

那覇空港からリムジンバス(Aエリア行き)で北谷方面のホテルへ向かいましょう。ちなみに、北谷町の繁華街に一番近い停留所は「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」となっています。
その後は、北谷のアメリカンビレッジ近隣を観光し、観光最終日に再びホテル前からリムジンバスへ乗り、那覇空港へ向かいます。
最終日は、那覇空港で手荷物を預け、モノレール(ゆいレール)で県庁前駅または牧志駅で下車し、国際通りを観光。
または、おもろまち駅まで行き、Tギャラリア(免税店)でお買い物をして、ゆいレールで空港まで戻る。というプランはいかがでしょうか?レンタカーを利用せずに、北谷方面も那覇方面も遊ぶことができます。

北谷(ちゃたん)は、おしゃれで楽しい街なので、10代~30代で初めて沖縄を訪れるなら北谷町は外せないですよ!
逆に、那覇に宿泊して北谷町に行きたい場合

那覇に宿泊し、北谷町まで遊びに行きたい場合も、リムジンバスを利用することが出来ます。
リムジンバスは、那覇空港から乗車するほかに、那覇バスターミナルから乗車することも可能なんです。なので、那覇に宿泊される場合は那覇バスターミナルから乗車しましょう!
北谷町へ行くには、リムジンバス(Aエリア行き)のチケットを購入し、北谷町へ向かいます。こちらの場合も、「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」で降りると便利ですよ☆
事前に、帰りの分のリムジンバスチケットを「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」の窓口で購入しておきましょう。
美ら海水族館も行ける

リムジンバスを利用したら美ら海水族館には行けないんじゃないか・・・なんて心配している方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
心配ご無用!美ら海水族館も行くことが出来ますよ!
美ら海水族館へ行きたい場合は、リムジンバス(Eエリア、またはDEエリア)で「ホテルオリオンモトブ リゾート&スパ」へ向かいましょう!
「ホテルオリオンモトブ リゾート&スパ」から、美ら海水族館までは徒歩1~2分の距離なんですよ。

美ら海水族館付近に宿泊した場合、美ら海水族館と観光地として人気のあるフクギ並木の二か所しか、徒歩で行くことが出来ません。
レンタカー無しの状態で、2~3泊美ら海水族館周辺で宿泊してしまうと、せっかくの沖縄を満喫することが出来ないので、筆者的には那覇市か北谷町に宿泊して、美ら海水族館はツアーで参加するのが一番のオススメです。
【まとめ】リムジンバスで移動しても沖縄は楽しめる!

いかがでしたか?
沖縄旅行は、レンタカーがないと楽しむ事が出来ないと思われがちですが、実際にはリムジンバスや観光バスを利用しても十分に楽しむ事が出来るんです。
誰でも、せっかくの楽しい旅行で、事故の思い出を作って帰るようなことはしたくないですよね。
旅行中に事故を起こしてしまわないよう・・・、日ごろあまり車の運転をしていないという方は、ぜひリムジンバスをうまく活用してみてくださいね!
筆者たちは、レンタカー会社がたくさんある那覇空港近辺に在住しています。
必要以上に初心者マークが貼られたレンタカーが、レンタカー会社から恐る恐る出てくる光景を目にすることがあります。
「この人はたま~に運転しているくらいだろうな」という人や、「あぁ…免許を取得して以来、運転したことがないんだろうな…」という人を、意外と多く見かけるんです。
やはり、日常的に運転している筆者たち地元民から見ると、運転に不慣れな人は一目瞭然なんです。