米軍と沖縄について。そして米軍兵士の真実。

近年、全国ニュースでよく取り上げられている沖縄の米軍問題。ローカルニュースでは頻繁に耳にする内容なのですが、沖縄と米軍基地の問題について基本的な知識を身につけましょう。

難しい沖縄の米軍基地問題について

米軍と沖縄について。そして米軍兵士の真実。

沖縄にはアメリカ軍の基地があり、在日米軍として知られています。この米軍基地に駐留しているアメリカ人兵士による犯罪や事件が問題となっていて、このことから沖縄では米軍への反発が強まっています。実際に、2016年もアメリカ軍兵士による女性の殺人事件や名護市辺野古にある大浦湾に接する海域に軍のヘリが墜落する事故などがありました。

すぐにでも米軍基地をなくしてほしいと言わんばかりの日本(沖縄)と、すぐにはそうもできないという現実の事情が絡まって、非常に難しい問題となっています。しかし、実際のところアメリカ人兵士や米軍について知っておいてほしいことがあるんです。

米軍基地、ナゼ日本にあるの…?

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そもそも、なぜ日本の中に米軍基地ができたのでしょうか?

日本の中には31の都道府県に米軍施設や専用施設のある区域や基地がありますが、その歴史は70年近くにもなりとても長いもの。現在では、本土と沖縄でアメリカ人兵士とその家族を合わせて約10万人の人が日本で生活をしています。

米軍基地は1947年に、東京都に司令部が設置されたことからはじまります。そして、米軍基地が日本でも問題となっているのは以下のような事故や問題があるからです。

  • ヘリコプターや戦闘機の墜落事故
  • 騒音
  • 実弾演習による火災や流れ弾
  • 米軍兵士による事件

そして、特に沖縄県の基地問題が取り上げられているのは、日本にある米軍施設のほとんどが沖縄に集中している、つまり巨大だからということです。そのため基地の縮小や移転をすることが求められているということなんですね。

米軍兵士や軍による事件

米軍基地

防衛施設庁によると、在日米軍が起こした事件や事故というのはこれまでに20万件にのぼります。そのうち、日本人が巻き込まれて死亡したのは1076人となっています。

コザ暴動

1970年、沖縄市で女性が米軍の車にはねられました。その後、アメリカ軍とコザ署による事故調査を見物しようと多くの人が歓楽街に集まりました。罵声が飛び交う中で、米軍兵が威嚇発砲したことをきっかけに集まっていた人の不満が爆発し米軍の車をひっくり返して放火、次々に焼き討ちにするという大暴動が起きました。

小学生集団強姦事件

1995年に沖縄で、12歳というまだ幼い小学生が拉致・集団強姦された事件です。日米地位協定の取り決めのために、事件を起こした3人のアメリカ人が日本に引き渡されず大きな問題となりました。それまでくすぶっていたアメリカ軍基地への反発心が一気に爆発した事件となりました。

米軍ヘリ墜落事件

2004年、米軍のヘリコプターが沖縄国際大学に墜落しました。幸い大学生や職員に負傷者は出ませんでしたが、大学の設備は大損壊、周辺も墜落の影響を受けました。

うるま市強姦殺人事件

2016年、20歳の女性を強姦したうえ殺害・遺棄したたいへん傷ましい事件。

また、これ以外にも大きなニュースとはなっていないものの非常にさまざまな事件が引き起こされていて、特に目立つのは米軍兵士による現地女性への強姦や窃盗事件となっています。

米軍兵士の犯罪率は日本人の半分以下

逮捕

これだけ凶悪な事件が起こっていることがわかると、確かに米軍兵士は危険なもの!と言いたくなると思います。しかし、実際のところは…。

沖縄県に限らず、日本では日本人による強姦事件は非常に多く起こっています。ですが米軍兵士が起こす事件の数は実際のところ一般人の半分以下ということがわかっており、来日中国人や韓国・朝鮮人や日本人の方が犯罪率が高いのです。

「米軍兵士による事件が起こった」ということで大きくピックアップされることで、日本人にとってアメリカ人兵士は危険!だと言われているように感じるのです。そうなると、どうしてもニュースを見て事件を知った私たち日本人は「米軍反対!」という姿勢になりますよね。基地の縮小や移転を求めるようになり、現在大きな問題となっているわけなんです。

アメリカ軍が日本の為に行ってきたこと

アメリカ

2011年に発生した東日本大震災では、米軍は「トモダチ作戦」という名で日本にさまざまな支援や活動を行いました。空母や艦艇を震災が起きた現地の海域に派遣して、日本の自衛隊のヘリコプターが給油できるように支援を行いました。

また、おもちゃや毛布の寄付、救援物資の輸送、残骸の除去作業などさまざまな活動を行い、被災者を支えてきたのです。このとき、海上に展開中のアメリカ軍艦艇が放射線に曝露してしまっていることがわかりました。そのうち乗員の17名が被曝したこともわかったのですが、それでもこのように危険を冒しながらも日本のためにさまざまな活動を行ってくれました。

実際に日本に住むアメリカ軍兵士やその家族たちがいるというおかげで、経済面でもかなり支えられているという事実もあります。沖縄では特にアメリカ軍基地に関する仕事も多く、県の収入としては大きく頼っているという面もあるんです。

米軍=悪というイメージがどうしても染みついてしまっているかもしれませんが、実際のところは、米兵になるという人は正義感が強い人が多く、沖縄で起こった交通事故などでも積極的に人命救助を行ったことで救助されたケースも少なくありません。

善悪

また、孤児院への訪問やおもちゃの寄付、沖縄各地でのボランティアによる清掃など数えきれない支援を行ってきているということを知っていますか…?普段目にするニュースでは「事件」という事実が報道される一方で、それ以外の面がまったく報道されていません。メディアを通してあなたの目に見えたもの、耳に入ったものだけがすべての真実ではありません。

月1回の基地周辺の清掃ボランティアを行ったり、2016年のうるま市強姦殺人事件が起こった際にも謝罪の意味を込めて、多くのアメリカ人が沖縄の道端に立って「日本を愛している」などのポスターを掲げていたり。実際、こういったことがニュースで取り上げられることはほぼなく、フェイスブックやツイッターといったSNSで拡散されることで、少しずつ認識が広まっていっています。

龍にぃにさん(@jet_ryu)が投稿した写真

確かに、アメリカ軍兵士による事件は多く起こっていますし、許されることではないでしょう。

しかし、あなたがテレビで得た知識だけが全てではありません。今の日本はなんでもかんでもみんなで叩く傾向にありますが、批判する前に一歩立ち止まって見えないものを見ようとする努力をしてみてみるともっと平和な日本になっていくのではないでしょうか?


米軍と沖縄について。そして米軍兵士の真実。

ABOUTこの記事をかいた人

エミリー

広島から沖縄に移住してきたエミリです♪憧れの沖縄での生活を活かして沖縄の移住や文化について体験談を元にお伝え出来ればと思います。その他にも沖縄に関する様々な情報を発信していきます!