沖縄本島最北端の地「辺戸岬(へどみさき)」をご紹介!

沖縄本島最北端にある辺戸岬(へどみさき)へ、久しぶりに遊びに行ってみました!覚悟はしていましたが・・・やっぱり南部エリアからは遠い!!ですが、久しぶりに行ってみると面白い発見なども多くあり、楽しむ事が出来ました。そんな辺戸岬をご紹介していきたいと思います。

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久々に沖縄本島最北端の地「辺戸岬」を訪れてみた

辺戸岬

沖縄最北端にある辺戸岬は、那覇市から向かうと2時間半・・・距離にして約130㎞ほど離れています。「沖縄県は小さな島だ」と認識している旅行者も多く、実際に辺戸岬へ行ってみると「遠かった・・・」という声も多く聞かれます。

そんな辺戸岬へ・・・筆者たちも久しぶりに訪れてみました!久々に訪れてみると様々な発見があり、とても面白かったのでご紹介していきたいと思います。

最北端に建っている「祖国復帰闘争碑」

※上の写真は360度見渡すことができます。

辺戸岬にはいくつかの石碑が建っていますが、中でも目を引くのが「祖国復帰闘争碑」。

祖国復帰闘争碑
辺戸岬

この石碑は、1972年(昭和47年)にアメリカから日本へ返還され、47番目の県「沖縄県」となった時に建てられた石碑です。石碑にはこう記されています。

祖国復帰闘争碑

全国のそして全世界の友人へ贈る

吹き渡る風の音に 耳を傾けよ権力に抗し 復帰を成し遂げた 大衆の乾杯の声だ 打ち寄せる 波濤(はとう)の響きを聞け 戦争を拒み 平和と人間解放を闘う大衆の雄叫びだ 鉄の暴風やみ 平和の訪れを信じた沖縄県民は 米軍占領に引き続き 1952年4月28日 サンフランシスコ「平和」条約第三条により 屈辱的な米国支配の鉄鎖に繋がれた 米国支配は傲慢で 県民の自由と人権を蹂躙(じゅうりん)した 祖国日本は海の彼方に遠く 沖縄県民の声は虚しく消えた 我々の闘いは 蟷螂の斧(とうろうのおの)に擬せられた しかし独立と平和を願う世界の人々との連帯であることを信じ 全国民に呼びかけ 全世界の人々に訴えた 見よ 平和にたたずまう宜名真の里(ぎなま集落)から 27度線を断つ小舟は船出し 舷々(げんげん)相寄り勝利を誓う大海上大会に発展したのだ 今踏まれている土こそ 辺戸区民の真心によって成る冲天(ちゅうてん)の大焚火の大地なのだ 1972年5月15日 沖縄の祖国復帰は実現した しかし県民の平和への願いは叶えられず 日米国家権力の恣意(しい)のまま 軍事強化に逆用された しかるが故に この碑は 喜びを表明するためにあるのでもなく ましてや勝利を記念するためにあるのでもない 闘いをふり返り 大衆が信じ合い 自らの力を確かめ合い 決意を新たにし合うためにこそあり 人類の永遠に生存し 生きとし生けるものが 自然の摂理の下に 行きながらえ得るために 警鐘を鳴らさんとしてある

引用:祖国復帰闘争碑

終戦後、アメリカの統治下におかれた沖縄県民の心の葛藤や、晴れて日本に復帰することになった沖縄には、多くの米軍基地が残されることになった事に対しての怒りなどが、細かく刻印されています。

ミッチェル

この石碑が設置された1972年(昭和47年)から45年も経過しているにもかかわらず、沖縄の悩み(基地問題)は未だに解決していないのだな・・・と少し悲しくなってしまいました。

辺戸岬には石碑がいっぱいあった!

※上の写真は360度見渡すことができます。

辺戸岬には、「祖国復帰闘争碑」の他にも、石碑やオブジェがあちらこちらに・・・。石碑やオブジェを一つずつ見ていきましょう。

沖縄・与論島友好の碑

沖縄・与論島友好の碑

沖縄・与論島友好の碑

沖縄・与論島友好の碑は、国頭村と与論町の友好の証しとして、2001年に与論島から贈られたものなのだそう。(国頭村は2000年に与論島へヤンバルクイナの像を贈ったのだそうです。)

よく見てみると分かるのですが、この像・・・頭は鳥で、体は魚なんです!

これはもちろん、架空の動物!!平和と旅の安全などを祈願して贈られたといわれています。

ジェシカ

天気が良ければ、辺戸岬から与論島が見えると言われています。ぜひ探してみてくださいね!

沢田欣一さんの句碑

沢田欣一さんの句碑

沢田欣一さんの句碑

沢田欣一さん(1919年10月6日 – 2001年11月5日 )は、富山県出身の俳人さんです。

沢田欣一さんは、アメリカ統治時代(昭和43年)に沖縄を訪れ、40日ほど滞在。その際、沖縄の名所などを見学して回り、様々な句を作ったのだそうです。沖縄を訪れてから5年が経った頃に「沖縄吟遊集」という本を出版しています。

句碑には「夕月夜みやらびの歯は波寄する」という句が刻み込まれています。

国頭東海岸線のオブジェ

国頭東海岸線

国頭東海岸線のオブジェ

1964年、琉球新報の創立70周年記念事業の一環として「新沖縄観光名所」を選出するというものがあったそう。

その記念事業で選ばれたうちの一つが辺戸岬で、琉球新報が記念碑として贈ったのが、このオブジェなのだそうです。

炬火 友情の火

友情の火

炬火 友情の火

1987年に沖縄で第42回 国民体育大会「海邦国体」が開催されました。その際に使用された、炬火(聖火)をこの地で受け取った事を記念する碑なのだそうです。

石碑がある場所から駐車場側を見ると・・・

石碑がある場所から駐車場側を見ると、遥か昔から聖なる地として伝えられてきた安須杜(アシムイ)の山々を見る事ができます。

アシムイの山

琉球の国づくりを行った創世神であるといわれているアマミキヨが降り立ち、沖縄最初の聖地「安須杜」を創ったと言われています。そんな聖地 安須杜(アシムイ)があるのは、観光地として知られている大石林山。中には40か所以上の拝所があるといわれています。

なぜ、こちらを紹介したのかというと・・・辺戸岬や大石林山にある精気小屋から見ると、ねはん像のように見える事でも有名なんです。

ねはん像

ジェシカ作の絵が、あまりにシャクレていて・・・少しおかしなものになってしまいましたが・・・(汗)、目の当たりはパワースポットとしても有名な場所なのだそうです。

興味のある方は、ぜひ大石山林を訪れてみてくださいね!!見るだけでも構わないのであれば、辺戸岬からも見る事ができますよ♪

沖縄本島最北端のパーラーもあります!

トイレ
パーラー

駐車場の一角には、トイレの他に辺戸岬こうようパーラーもあります。

辺戸岬こうようパーラーでは、ブルーシールアイスクリームやかき氷はもちろんの事、沖縄そばやジューシーなどを頂くことが出来るようです。

アイスクリーム

辺戸岬こうようパーラー

  • 営業時間:10:00~16:30
  • 定休日:月曜日・火曜日・臨時定休日あり
  • 電話:0980-41-8715

有名なヤンバルクイナ展望台はここにはない!

辺戸岬と聞くと、巨大なヤンバルクイナの形をした展望台を思い浮かべる方が多くいらっしゃいますが、実はヤンバルクイナ展望台は辺戸岬から少し離れたところにあるんです。

辺戸岬から、ヤンバルクイナ展望台を見る事が出来るのですが・・・こんな感じです!

ヤンバルクイナ展望台

“チョコン”と真ん中付近に小さくあるのがヤンバルクイナ展望台です。辺戸岬からヤンバルクイナ展望台までは、約1.5㎞離れており、車であれば5分ほどで到着します。

沖縄本島北部の人気観光スポット「ヤンバルクイナ展望台」をご紹介!

2017.12.30

日の出も見られる!辺戸岬へ行ってみて!

辺戸岬

子どもの頃は、何度か訪れたことがあったのですが、大人になってからは「遠い」というだけの理由で訪れていませんでした。久しぶりに訪れると、石碑の刻印を読んで楽しめたりと、子どもの頃とは違った目線で見る事が出来、とても面白かったです。

南部エリアや中部エリアに住んでいる(宿泊する)方には少し遠いのですが、辺戸岬は日の出スポットとしても有名な場所です。

ぜひ、新年を沖縄本島最北端の地でスタートさせてみてはいかがでしょうか?

沖縄の初日の出が見える場所と時間

2016.08.21

辺戸岬へのアクセス・詳細

マップ

辺戸岬の詳細

  • 住所: 〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村辺戸
  • 駐車場:あります
  • トイレ:あります
  • 入場料:無料
  • 付近にお店:敷地内にパーラーがあります
  • ホームページ:http://kunigami-kikakukanko.com/itiran/06.html

※現在地から辺戸岬までルート案内を表示するにはGPS機能を有効にして下さい。

【おまけ】辺戸岬周辺は、電波が混線していた!

辺戸岬周辺は電波が混線しているらしく、車に付いているナビのテレビで・・・なんとRBC琉球放送ではなく、MBC南日本放送のチャンネルが表示されていました!

ワンセグ
ミッチェル&ジェシカ

見覚えのないアナウンサーさんが沢山映っているし、初めてみるCMばかりだな・・・と思いながら見ていたら、なんと鹿児島県のローカルニュース「かごしま4(よじ)」でした!!

混線は、辺戸岬周辺のみで、車を4~5分走らせて確認すると鹿児島のテレビは映らなくなりました!沖縄で見る鹿児島のテレビ番組やCMは、とても新鮮・・・♡なんだか旅行に来た気分になれました♪(笑)