それってホント?沖縄の七不思議を考えてみた

独自の文化を持つ沖縄に旅行や移住で訪れると、見るものすべてが七不思議に見えてくるはず。私も、移住したての頃はそうでした。それなら、地元人ならみんなが知っているこんなことも、きっと七不思議に思えるはず!

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沖縄の人は花粉症の怖さを知らない

花粉症

沖縄では、花粉症のシーズンになっても、テレビやラジオなどで「花粉飛散情報」を流すことはありません。ひどい花粉症を患っている人にとっては、「ありえない!危険!」とおもわれるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

そもそも、沖縄では花粉症の原因となるものがありません。国内でおよそ2500万人いるといわれている花粉症患者の7~8割が、スギ花粉が原因で花粉症を発症していますが、原因となるスギが沖縄にはありません。

もちろん、スギ以外が原因で花粉症を発症する人もいます。花粉症の原因としてスギの次に多いのがヒノキですが、これも、沖縄にはありません。花粉症の原因の大半を占めるスギとヒノキがない沖縄では、スギ花粉もヒノキ花粉も飛びません。だから、花粉症になる人もいなければ、花粉飛散情報を流す必要もないのです。

そのため、沖縄に住んでいる限り、「花粉症って本当に怖いの?」という人がビックリするほど多い!花粉症に悩まされる人にとっては、このセリフそのものも七不思議に思えるはずです。

沖縄の牛乳パックは1ℓではない

牛乳

スーパーで売られている牛乳の紙パックといえば、1ℓ入りが常識と思われているはず。ところが沖縄の牛乳パックは、1ℓではなく946mlなのです!

なぜ沖縄だけ1ℓではなく946mlで販売されているかというと、沖縄の牛乳は、アメリカと同じように「ガロン」で販売されているからなのです。

なんで沖縄だけ946mlなの?

そもそも「ガロン」という単位は、アメリカで日常的に使われている単位のこと。

戦後、アメリカの占領下におかれていた沖縄に最初の牛乳工場が作られたのですが、この時に導入された機械や容器はすべて米国製。そのため、サイズはすべてアメリカの計量法をもとに設定されていました。

ですから、日本で一般的な1ℓ入りの牛乳パックを作ろうとしても、アメリカと日本の計量法では容量が違うため、機械が対応しきれません。

そこで、1ℓの容量に一番近いのは何かと考えたところ、1ガロンの1/4にあたるクォーターガロンが一番近いことを発見!クォーターガロンは946mlなので、たしかにこれなら1ℓに最も近いです。

こうした理由から、沖縄の牛乳パックは1ℓではなく946mlといわれています。ちなみに、通常500mlで販売される牛乳パックの場合、沖縄では473mlで販売されます。

沖縄の人としりとりをすると決して終わらない

親子

子供のころ、友達同士でよくやった遊びといえば「しりとり」がありますよね?ルールも非常にシンプルで、最後に「ん」がつく言葉を言った人が負け。ところが、沖縄の人としりとりをすると、このルールが通用しない!

実は沖縄では、「ん」で始まる言葉が結構あるのです。例えば、苦みのある野菜のニガナも、沖縄方言では「ンジャナ」といいますし、みそ味の煮物料理は「ンブシー」といいます。

ウチナーグチ(沖縄の方言)には「ん」で始まる言葉が沢山ある!

2017.06.13

他にも、サツマイモは「ンム」、具のない汁物は「ンナシルー」、フダンソウという野菜は「ンスナバー」などといいます。

だから、沖縄の人としりとりをすると、たとえあなたが最後に「ん」がつく言葉を言ってしまったとしても、相手が「ん」で始まる言葉を返してくるので、エンドレス状態になります。

海水が混じった川がある

山から海に流れる川といえば、海水のまじらない真水というのが常識。その常識を覆す不思議な光景が、本島北部を流れる塩川にあります。

川の名前を見てもわかる通り、この川は、真水と海水が混ざった川。どうして川の水に海水が混じるのかについてはわかっておらず、昔からこの地方の七不思議の一つとされてきました。

桜前線は北から南へ移動する

寒緋桜

春の訪れを知らせる桜前線といえば、南から順に北上していくのが常識。ところが、沖縄の桜前線は、北から順に南下していきます。

最も早く桜まつりが行われるのが、沖縄本島北部の本部町の「もとぶ八重岳桜まつり」。この地域では、1月下旬から桜の開花がスタートするため、日本一早い桜まつりが行われます。成人式が終わると、あたりの山々に濃いピンク色の花びらがちらほらと見え始め、2月になると満開を迎えます。

北部地域の開花宣言が出されると、中部、南部の順に桜の開花がスタートします。ちなみに、本島内で最も遅い桜の開花となる那覇でも、2月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。

日本一早い沖縄のお花見、どこがおすすめスポットなの?

2017.01.10

超大手コンビニのセブンイレブンがない

セブンイレブン

コンビニの代表格といえば、セブンイレブン。「セブンイレブンの看板を見ずに旅行をするということは不可能なのでは?」と思われるほど、国内の至る所に出店している超大手コンビニのセブンイレブンですが、その唯一の例外なのが沖縄県です。

もともとセブンイレブンは、「ドミナント方式(高密度多店舗出店)」という経営戦略を持っているらしく、配送センターを起点に集中して店舗を作るのが基本。そのため沖縄では、「いつか沖縄にセブンイレブンが入ってきたら、一気に店が増える」という噂が常々ありました。

2019年に300店舗体制で沖縄に進出予定

何度も出店のうわさはあったものの、なかなか実現しなかった沖縄へのセブンイレブン進出。「もはや沖縄にはセブンイレブンは来ないのか?」と半ばあきらめかけていた2016年、ついにセブンイレブンの沖縄進出決定の一報が入りました!

ファミリーマートとローソンの一騎打ちを続けてきた沖縄のコンビニ業界ですが、2019年にセブンイレブンがオープンすれば、三つ巴の戦いとなるのは必至!多くの沖縄県民がセブンイレブンデビューを迎える日も、そう遠くはないようです。

沖縄はそんなに晴れていない

雨

「南国の楽園」「真っ青な海と空」というイメージが強い沖縄ですが、みなさんが思っているほど晴れてはいません。

そもそも沖縄の日照時間は、全国的に見ても短い方なのです。全国の年間平均日照時間が1897時間なのに対して、沖縄県は1774時間。最も日照時間が多い山梨県が年間平均日照時間2187時間ですから、その差を見てみれば、晴天が続くイメージが沖縄には合わないことが分かるはずです。

もちろん、冬よりは夏の方が日照時間は多くなるのですが、周囲を海に囲まれている沖縄は、夏でも気候が変わりやすいため、日照時間がそれほど伸びません。たとえ朝に晴れていても、突然が降ってくることもありますし、土砂降りになったかと思えばいきなり快晴になることもあります。

ちなみに年間の晴れ日数を見ても、沖縄県は全国平均より下回る211日しかありません。これは、沖縄で「かたぶい」と呼ばれるスコールが影響しているといえます。

沖縄は、色々と不思議なことが多い面白い島

友達

沖縄に移住してきて長いのですが、未だに不思議なことを発見することがあります。

元々沖縄で生まれ育った方にとっては、日常的な風景であっても、移住してきた人や旅行者にとっては、不思議なことが多いのも沖縄県の魅力の一つ。

沖縄に遊びに来た際は、ぜひあなた流の沖縄七不思議を作ってみてはいかがでしょうか?