沖縄の言葉が面白い!移住して覚えたうちなーぐち

沖縄に移住してきてまず困った事が、分からない言葉が多くある・・・という事でした。会話中にちょくちょく知らない言葉は入ってきたり、どのように捉えたらいいのか分からないような言葉も多くありました。移住してきて10年目に突入した私が覚えた「うちなーぐち」をご紹介していきたいと思います。

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日常で使われている「うちなーぐち」を覚えよう!

友達

沖縄の言葉のことを「うちなーぐち」と言います。オジーやオバァの話している本格的なうちなーぐちを、初めて聞いた時は「日本語?!」と驚いてしまうほど・・・全く聞き取れませんでした。

移住生活をスタートして10年目の私が、生活していて徐々に覚えた「うちなーぐち」を紹介します。地域によっても違うと思いますし、間違っているのもあったらごめんなさい。

生活していて頻繁に耳にするうちなーぐち

旅行鞄

移住してきて、毎日耳にするようになった「うちなーぐち」。その中でも、頻繁に耳にするものから、理解するまでに時間がかかった複雑な「うちなーぐち」などをご紹介していきたいと思います。

あがっ!・あがー!

「あがっ!」「あがー!」というのは、うちなーぐちで「痛い!」という意味です。

ころんだり、ぶつけたりした時に「いたっ!」というような感じで使っている方が多くいます。子供たちもよく使っている言葉です。

アン

若い女の子たちは、本土に出た際に沖縄の人だとバレてしまうという事であえて「あがっ!」という言葉を使わない習慣をつけている方も多いのだとか・・・。

にーにー・ねーねー

女性・男性

にーにーは「おにいちゃん」・ねーねーは「おねえちゃん」という意味です。

血縁でなくても使います。また、相手の年齢も関係なく使われます。

例えば・・・商店街などで「ちょっとそこのお姉さん!」と知らない方に声をかける時に使う方がいますが、それと同じよに「ちょっとそこのねーねー!」というような使い方もされています。

アン

近所のおばあちゃんが、私のことを「ねーねー!」と呼んでくれています。

うちなーんちゅ

沖縄

沖縄生まれの人を「うちなーんちゅ」と言います。

「〇〇んちゅ」はうちなーぐちで「人」という意味で使われている事が多いです。

沖縄旅行に来ると必ず目にする海人Tシャツもそう・・・「海人」と書いて沖縄では「うみんちゅ」と読みますよね!その他にも「島人」と書いて「しまんちゅ」と読む事もあります。

アン

うちなーぐちの難しいところは、組み合わせによっては読み方が異なるという事。「畑人」と書いて「はたけんちゅ」と読みません。琉球語の読み方の問題で「畑人」は「はるさー」と読むのだそうです。(意味は畑仕事をされている方)

ないちゃー

旅行

沖縄県外から来た人を「ないちゃー」と言います。意味は「内地(本土)から来た人」という意味なのだそうです。

また、沖縄で移住して生活している方の事を「島ないちゃー」と呼ぶ方もいます。意味としては、島に住んでいる内地出身者という事で使われています。

アン

移住生活を満喫している方の多くは、「島ないちゃー」という言葉を気に入り、自分から伝える方もいるのですが、中には「未だによそ者扱いされている気がする」と、いい気がしないなんて方も・・・。使い方が難しい言葉の一つです。

でーじ

「でーじ」は「大変」という意味。沖縄に住んでいるとよく耳にする言葉の一つです。

この言葉は、活用方法がとても面白いんです。例えば・・・

  • でーじ ⇒ 大変
  • いちでーじ ⇒ 一大事
  • でーじなとん ⇒ 大変なことになった
  • でーじやっさー ⇒ 大変だ

このように、「でーじ!(大変!)」という風に使うだけでなく、セットにする言葉次第では一つの言葉として仕上がるんです。

アン

「でーじ」の言葉の意味さえ知っていればなんとなく分かるので、沖縄の人がどのように使っているのかは、生活していく上で自然に学んでいく事ができます。

しに

「しに」は「とても」という意味で使われています。どちらかというと「超」とか「めっちゃ」のような感じに近いと思います。

例えば「今日、しに暑いー(今日、とても暑い)」や、「しにウケる(めちゃくちゃ面白い)」といった感じで使われています。この言葉も生活しているとよく耳にする言葉です。

ジョートー(上等)

good

沖縄では色々な意味で「ジョートー」という言葉が使われています。例えば「上手」・「良い」など褒める時によく使われます。

  • 「これジョートームンよー。」(これいい物よー)
  • 「絵がきれいに描けたね。ジョートーだね。」(上手だねー)
  • 「ジョートーさー!」(いい事だね!)

話の内容次第で「ジョートー」の意味が、「上手」「いい事」「いい物」などに変化するので、こちらも生活していくうえで判断が出来るようになってきます。

沖縄の人が普通に使っている不思議な日本語

2017.01.15

いっぱいしてる

人混み

沖縄の人はよく「国際通りはいっぱいしてるさー」「ここのお店は、いつもいっぱいしているねー」などと言います。

そう・・・「いっぱいしている」とは「混雑している・人が大勢いる」という意味で使われています。

アン

標準語のように自然に使っている方も多く、沖縄特有の言葉だと気が付いていない方も多い印象を受けます。

来るよ・来るからさ~

沖縄の方はなぜか、「行くね!」ではなく「来るね!」という方がとても多いんです。

例えば、本土の方が「後から行くね!」というような事を「後から来るよね~!」なんていう方が多いので、私は今でも時々・・・混乱します。本土とは反対の意味で使われています。

もらう?

お土産

「もらう」という言葉は、通常「貰い受ける」という意味で使われている言葉。こちらもまた本土とは反対の意味で使われる事があります。例えば・・・とても多いのが次のような使い方です。

「もう読んだから、この本もらう?」というように使われます。沖縄の方としては「もう読んだから、この本あげようか?(譲ろうか?)」という意味で使っています。

アン

「もらう」という言葉に「?」が付き、疑問形になっていたら「譲ろうか?」という意味合いになるという事を覚えておいてくださいね!

つける

服を着るという意味で使われています。

例えば「ジャンパーつけなさい!」とか、「赤いTシャツをつけているのが、スタッフです。」なんて使い方をされています。

~はず

疑問

私は移住してきたばかりの時、沖縄の方との会話中に「来るはず」という言葉を聞いて、”来るはず“と決めつけで話されていると捉えてしまい・・・イラっとしてしまった経験があります。

ですが、実際には・・・沖縄の方が使う「~はず」は、「〇〇だと思う」という意味合いだったり、「〇〇かもしれない」というような不確かで自信ない時や予測などに使われています。

アン

ご近所さんに「泥棒来るはず~(泥棒が来るかもしれないよ~)」って言われて、やっと「~はず」意味や使い方が理解できました。

あちこーこー

ホットドリンク

「あちこーこー」とは、うちなーぐちで「熱い」という意味なのですが、中でも物凄く熱いものに対して使われている印象を受けます。

使い方としては、「コーヒー、あちこーこーだよー!」とか「出来立てのあちこーこー豆腐だから気を付けてね」とか、相手に注意を促すときによく聞くイメージです。

なんぎ(難儀)

「なんぎ」は、老若男女問わず使われている言葉です。面倒臭いという意味合いで使われているのですが、本土よりも軽い感じで使われている印象です。

例えば「ご飯作るの難儀だから、外食しよう」とか、「買い物に行くのが難儀」という風に使います。とても良く聞く言葉の一つです。

アン

ちなみに、面倒くさがり屋のことは「なんぎさー」というそうですよ。

わじわじ~・わじる

女性

「わじわじ~」はイライラする、「わじる」は怒るという意味で使われています。

例えば「銀行で長時間待たされて・・・しにわじわじ~した。」という風に使います。「しに」は上で説明した通り、「とても」という意味があるので「とてもイライラした」という意味になります。なんだか、感覚が伝わる面白い言葉だと思いました。

こちらも、「でーじ」と同じようにセットにする言葉次第で意味が少し変わってくるのが面白いところです。

  • わじわじーした ⇒ イライライした
  • わじやー ⇒ 怒りん坊
  • もう、わじった ⇒ もう怒った

あじくーたー

「あじくーたー」とは、味が濃いかったり、しっかりした味付けでおいしい時に使われる言葉です。

沖縄の方は、基本的に「あじくーたー」派の人が多いような感じがします。また、アメリカの食文化も根強く残っている為、大味が好きな方も多いイメージです。

「やー」と「わん」

友達

「やー」とは、うちなーぐちで「あなた」という意味。自分自身のことは「わん」または「わー」と言うそうです。「やー」と「わん」は複数形になると言葉が変化するのが特徴です。例えば・・・

やー(あなた)の複数形 ⇒ やったー(あなた達)
例題:「やったー家にあるんじゃないの?」(あなた達の家にあるんじゃないの?)
わん(私)の複数形 ⇒ わったー(私たち)
例題:「わったー家にあるよ!」(私たちの家にあるよ!)

英語のように複数形になると「わん」から「わったー」、「やー」から「やったー」へと変化するのが面白いところです。

アン

殆ど、中年世代の男性が使っている気がします。若い男性や、女性が使っているのを今のところ見たことがありません。

ピンクい

バッグ

「ピンクい」とは、ピンク色のことを言うようです。地域によって、言ったり言わなかったりするようですが、語感がかわいいです。

例題としては「ピンクい服、着てるー!可愛いねー」とか、「ピンクい物が沢山あるねー」なんて使います。

アン

娘が「ピンクい」という言葉を学校で覚えてきて使っているのですが・・・訂正するのも悩みどころです。

せんびき

ものさし

「せんびき」とは、定規の事を言うそうです。本土では「せんひき」と呼んでいましたが、沖縄では濁点がついてます。

学校でもうちなーぐちを取り入れています

学校

学校の授業は標準語ですから、本格的な「うちなーぐち」を話せない沖縄県民も増えているのだとか・・・。

その為、最近は「うちなーぐち」を残そうという取り組みが行われており、小学校などでも授業で教えたりもしているのだそうです。

独自の文化を遂げてきた沖縄県。うちなーぐちも大切な文化の一つなので、後世に残していってもらいたいですよね。

アン

本格的なうちなーぐちを話せるのはお年寄りと、年配の方くらいしかおらず、若い世代の方は標準語とうちなーぐちの混ざった言葉で話している人が多い印象です。なので、おじいちゃん・おばあちゃん世代がうちなーぐちで話すと聞き取れない沖縄県民が多くいるのだそうです。

うちなーぐち・まとめ

テレビを見る女性

旅行で来られた方も、移住されてきたばかりの方も・・・うちなーぐちがわかると、沖縄の方とコミュニケーションが取りやすくなりますよね。生活していくうえで、若い方が日常的に使っているような方言くらいは覚えておくと、とても便利なんです。

また、方言が理解できるようになると沖縄のローカル番組を楽しめるようになるという利点も!

毎週土曜18時に放送中のTV番組「Hi-Pu-Hop!(ヒープーホップ)」という番組は、簡単な方言が使われているので、私にも理解出来、楽しく見ているのですが・・・沖縄のローカルヒーロー「琉神マブヤー」はまだ私にはわからない言葉が多くあるので理解できません・・・。

アン

頑張って、もう少しうちなーぐちを覚えていきたいと思います。