ワーケーションやリモートワークなどで働き方・暮らし方が選択できるようになった今、生活拠点を沖縄に移して仕事や趣味を楽しみたいと考える人や、新たな趣味スキルを磨こうと考える方が増えています。そんな人におすすめなのが、美しい海を楽しめるダイビングです。そこで沖縄でダイビングを楽しむために必要な免許取得のおすすめ方法をご紹介します。
ページガイドダイビングの免許にはいろいろな種類がある
沖縄の海をダイビングで楽しむためには、「ダイビングライセンス」と呼ばれる免許の取得が必須です。
ダイビングの免許といってもさまざまな種類があり、名称も免許証発行団体によって違います。
各種団体によってさまざまな名称があるダイビングの免許証ですが、正式名称は「Certificationカード」、通称Cカードと呼ばれています。
ダイビングの免許って何を証明するものなの？
通称【Cカード】と呼ばれるダイビング免許は、ダイビングに必要な知識やスキルを身に付けたことを証明するためのものです。
ダイビングは自然の中で楽しむアクティビティですから、楽しいだけでなく危険も伴います。
そのため、海に潜るための潜水技術はもちろんですが、座学（知識）も学ばなければならないため、「短時間で取得可能」といっても数時間で簡単に取得できる免許ではありません。
初心者ライセンスの取得でも最短で2日ほどかかります。
免許がなくてもダイビングの体験ができるのはなぜ？
沖縄に行くと、ダイビングの免許がなくても参加できる体験ダイビングツアーが多数あります。
体験ダイビングでも充分に楽しめるので、「免許を取得しなくても体験ダイビングを繰り返せば問題ないのでは？」という意見があるかもしれません。
ところがこれは間違った考え方です。そもそも体験ダイビングと免許取得者のダイビングでは、ダイビングの内容がまったく違います。
まず、潜れる深さが大きく違います。
免許なしの体験ダイビングは最大12ｍまで潜れますが、実際のツアーでは安全のために5ｍ前後までしか潜りません。
これに対して免許があれば最大18ｍまで潜れます。
ダイビング免許を取得している事で更なるメリットも…
体験ダイビングでも免許の発行がありますが、あくまでも仮免なので、有効期限は当日限りです。そのためツアーに参加するたびに講習を受ける必要があります。
免許取得者はすでに既定時間の講座を受講しているので、ダイビング前に講習を受けなくてもＯＫです。しかも有効期限はありませんし、免許の更新もいりません。
ですから、免許ありと免許なしではダイビングの楽しさも違いますし、ダイビングの所要時間も大きく変わります。
主なダイビング免許の団体とは？
ダイビングには様々な団体がありますが、中でも大きな団体を3つご紹介したいと思います。
PADI（パディ）
世界最大クラスのダイビング指導団体です。
1966年に設立したPADIはアメリカに本部がありますが、世界で発行されているダイビング免許の約60％がPADI発行のダイビング免許証といわれています。
日本のダイビングショップで最も多く加盟している指導団体でもあります。
ちなみに指導カリキュラムはISO認定のプログラムなので、安心して受講できるところもおすすめです。
BSAC
1953年にロンドンで設立されたダイビング指導団体です。
世界最大クラスのPADIより歴史が古く、世界的にも信頼度が高い点が高く評価されています。
BSACのモットーは「安全最優先」で、あらゆる状況においても自己責任でリスクを回避できるよう、細部にまでしっかりとダイビング計画が立てられるように指導するのが特徴です。
なお、日本の海洋状況に合わせたジャパンプログラム（オリジナルプログラム）があるのもBSACの特徴で、ダイバーの技術に合わせて効率よく学習ができるカリキュラムも人気があります。
NAUI（ナウイ）
NAUIは、ダイバーの年齢・体格・筋力に合わせて指導を進めていくのが特徴のダイビング指導団体です。
設立は1960年ですが、日本を含め世界100か国以上に拠点を構える人気の団体です。
日本のダイビングショップでも加盟店が多く、「泳げない」「スポーツが苦手」「高齢」などの悩みを抱えていても安心して受講できる点が高く評価されています。
2日で初級ライセンスが取得できるお店をご紹介！
2日で初級のCカードライセンスが取得できるダイビングショップをいくつかご紹介したいと思います。
沖縄で免許取得におすすめの店舗① splus
那覇空港から車で30分圏内の位置に店舗があるsplusは、世界最大クラスのダイビング指導団体・PADIの加盟店です。
さまざまな免許取得コースがありますが、初心者向けの「PADIオープン・ダイバー・コース」なら2日間の講習で免許が取得できます。
基本的なスキルを身に着けることを目的としたコースで、免許を取得すると水深18ｍまでのダイビングが可能になります。
- 住所：沖縄県那覇市首里山川町2丁目19番地
- 対象年齢：12歳以上
沖縄で免許取得におすすめの店舗② 南ぬ島DIVE SITE
石垣島にあるダイビングショップです。
こちらのダイビングショップもPADIの加盟店で、初めてダイビング免許を取得する人からステップアップコースまで、レベルに応じて受講コースが選択できます。
初めてダイビング免許を取得する場合、PADI初級ライセンスコースの「オープンウォーターダイバーコースと「スクーバタイバーコース」から選べます。
PADI初級ライセンスコースの受講料には機材レンタル料も含まれているので、事前に道具の準備をする必要がありません。
なお初級ライセンス取得者用コースもあり、「PADIステップアップコース」「PADIスペシャルティダイバーコース」「PADIダイブマスターコース」があります。
- 住所：沖縄県石垣島登野城25照屋アパート1階西
- 対象年齢：10歳～60歳
【まとめ】今後の夏の楽しみにダイビングを加えよう！
ダイビングの初級ライセンスは最短2日で取得する事が出来る為、旅行がてら取得する事も可能です。
友人達と沖縄旅行を計画されているのであれば、みんなで一緒に取得されても良いのではないでしょうか。
思い出だけでなく、ライセンスまで取得して帰る事が出来るなんて最高だと思いませんか？
ぜひ、ダイビングに興味のある方は旅行の日程にダイビング講習も組み込んでみてくださいね！
