沖縄旅行でよくある観光客が困った出来事ベスト5

せっかく連休を利用してやってきた沖縄旅行。「思いっきり楽しむぞ!」と意気込んできたはずなのに、沖縄ならではの本州との違いに困ってしまうことも…。そんな沖縄旅行でよくある観光客の困った出来事とは?

目次 ページガイド

第5位【A&Wのドライブインの使い方がよく分からない】

A&W

沖縄ならではのファーストフード店といえば、地元では「エンダー」と呼ばれているA&WやJef(ジェフ)といったものがあります。

ファーストフードは車での移動中も手軽に食事が出来ることもあり、沖縄旅行中の観光客の間でも利用する人が多いです。

もちろん「せっかく沖縄旅行に来ているのだから、同じファーストフード店でも沖縄ならではの店に行ってみたい!」という気持ちになるのはよくわかります。

そんな観光客の間で人気があるのが、国内では沖縄にしかないファーストフード店「A&W」「Jef」です。

ただA&WやJefは、ドライブスルーの他にドライブインがあり、ドライブスルーとは全然違います。そのため初めて沖縄に来た観光客の多くが、「A&Wのドライブスルーがよく分からない」といいます。

ドライブイン専用ブースに車を止めてその場で注文する

jef

A&WやJefの大き目の店舗では、店内で食事をする人専用の駐車場のほかに、ドライブインを利用する人専用の駐車スペースがあります。

ドライブインを利用する場合は、車を頭から駐車し、横に注文用のマイクが設置されているかどうかを確認します。(※一人で行く場合は、運転席側にマイクがある駐車場を選びましょう!)

1台につき1つずつマイクはセットされていますので、駐車場内をよく見てみるとすぐにわかります。

jef

駐車スペースに車を止め、注文が決まったら呼び出しボタンを押しましょう。すると、スピーカーからスタッフのアナウンスが聞こえます。

そこでメニューボードを見ながらマイク越しに注文をします。注文が終わってしばらく車の中で待っているとスタッフが商品を車に届けにきますので、支払いをその場で済ませて商品を受け取ればOKです。

五千円や一万円で支払う場合は、注文時に申告しておきましょう!

とにかく「A&W」「Jef」のドライブインは、車から降りなくても注文・支払い・受け渡しが出来ます!雨の日などは特に便利なので、ぜひ利用してみてくださいね。

アン

A&W同様、沖縄にしかないファーストフード店「Jef(ジェフ)」のドライブインも同じ注文方法となっています。絵で詳しく解説しているので、気になる方は下の記事も合わせてお読みください。

沖縄でドライブインが楽しめるファーストフード店Jef(ジェフ)

2017.05.27

ドライブインが設置されている店舗は限られている

指さし

「A&W」には、ドライブインとドライブスルーの両方が設置されている店舗と、ドライブスルーのみが設置されている店舗があります。

「ドライブインを体験してみたい」という場合は、A&Wの「名護店」「屋宜原店」「泡瀬店」「美浜店」「牧港店」を訪れるようにしてくださいね!

ちなみに「Jef」は、平和通り内にあるサンライズ那覇店以外の店舗全て(豊見城店与那原店坂田店)にドライブインが設置されています。

アン

店舗名をクリックすると、マップが開くようになっています。近くを立ち寄る際は、沖縄の思い出づくりの一つとして、ドライブインを体験してみてくださいね!

第4位【歩道を歩いていると後ろからタクシーにクラクションを鳴らされる】

タクシー

沖縄では歩道をぶらぶら歩いていると、突然後ろからタクシーにクラクションを鳴らされることがあります。

でもこのクラクションは、歩道を歩いているあなたに注意を促すためのものではなく、客引き目的でクラクションを鳴らしているだけです。

もちろん何も知らない観光客からしてみれば、突然後ろからクラクションを鳴らされればビックリしますよね?

そのため、こうした客引き目的のクラクションは、沖縄県内でもずいぶん前から問題になっていました。

今ではこうした迷惑行為はだいぶ改善されてきたのですが、個人タクシーの数が多い沖縄では未だに一部のドライバーによるこうした迷惑行為が続いています。

車道を歩いているのでなければタクシーのクラクションは無視してOK

OK!

安全な歩道を歩いているのにタクシーからクラクションを鳴らされたのであれば、あなたに非はありません。

沖縄県民の私としては恥ずかしいことなのですが、上でお話しした通り、タクシーのクラクションはただの客引き行為の可能性があるので、タクシーを利用しない場合は無視をしてしまって構いません。

実際にタクシーを利用したい場合は、歩道に立ち止まって手を挙げればOKです。もしも、クラクションにビックリして、その場で立ち止まってしまったとしても、タクシーを利用しないのであればそのまま無視して通り過ぎましょう。

アン

筆者の場合は、早めに諦めてもらうために、口パクで「のらない」といいながら、手を振っています。そうすると、すぐに諦めて去ってくれます。

第3位【都心部に近づくほど交通渋滞がひどくなる】

渋滞

車社会である沖縄では、観光客が利用するレンタカーの数も多いのですが地元住民が運転する車の数も多いです。

しかも夏になると外に出るだけで汗が噴き出てくる沖縄では、歩いて10分足らずの場所であっても車を利用します。

なので、人が多く住んでいる都心部に近づくほど、道路の交通渋滞はひどくなります。

通勤・帰宅時のバスレーン規制にはご注意を!

渋滞

車が人々の生活の一部となっている沖縄では、公共交通機関であるバスが数多く運行しています。

そのため通勤・帰宅時間帯には、これらの公共交通機関の定期運航を目的にバスレーン規制が行われている場所があります。

バスレーン規制は都心部周辺に集中しているのですが、地元に住んでいても普段からバスレーン規制が行われている道路を利用している住民以外は詳しく内容がわからないこともあります。

・・・とはいえ、バスレーン規制中に一般の車がバスレーンを走行していれば違反となります。その上、違反者を取り締まるための警察の検問も行われているので、何も知らずにバスレーンを通ってしまった観光客が検問に引っかかってしまうこともよくあります。(もちろん、旅行者であっても違反切符を切られてしまうので要注意!

バスレーン規制が行われている場所と時間がよく分からない場合は、出来るだけ朝夕の通勤・帰宅時間帯に都心部周辺の主要道路を通らないようにしましょう。そうすれば間違いなく沖縄のバスレーン規制違反で捕まるリスクは回避できます。

第2位【国際通り周辺で駐車場が見つからない】

国際通り

沖縄の国際通りといえば、全長1.8㎞の区間に両サイド土産物品店や飲食店、ホテルなどがズラリと軒を並べている那覇のメインストリートです。

周辺にはやちむん通りや牧志公設市場などもあるため、沖縄に旅行へ来たら一度は立ち寄ってみたい観光スポットですよね?

しかも国際通り周辺の裏通りには、観光ガイドブックやメディアなどで何度も取り上げられたことがある人気の飲食店や菓子店などもたくさんあります。それだけにカーナビを頼りにできるだけ店の近くまで車で移動しようとする人が多いはずです。

でも国際通り周辺はとにかく駐車場がありません。さらに牧志公設市場があるエリアややちむん通り周辺は一方通行も多く、駐車場を探しているうちに迷子になってしまう観光客もかなり多いです。

車を止めたコインパーキングの場所は必ず確認を!

スマホとガラケー

一方通行が多く、しかもコインパーキングが見つからない国際通り。

国際通りから少し離れれば比較的空車が多いコインパーキングもたくさんあるのですが、国際通り沿いまたはその周辺のコインパーキングはたとえ見つけたとしても常に満車状態なのでほとんど利用することが出来ません。

駐車場を探してグルグルと車を運転しているうちにやっと見つけた駐車場。でもあまりにも道に迷った末に見つけた駐車場ということもあって、観光を終えて車に戻ろうとすると今度は車を止めた場所がわからないということも…。

筆者自身もこれまでこんな状況に陥って困っている観光客に声をかけられたことが何度もあるのですが、駐車場の場所を教えてあげたくても駐車場名を言われただけではわかりません。

ただ、駐車場周辺にある目印になりそうな建物やお店などの写真を撮っておいてくれると、その写真をヒントにある程度駐車場の場所を教えることが出来ます。

アン

こうした国際通り周辺の駐車場に関するお困りごとを避けるには、車を停めたコインパーキングの名前や住所だけでなく、周辺のお店や風景などを写真に撮るなどできるだけ情報を記録しておくのがおすすめです!

第1位【レンタカー屋でやたらに待たされる】

レンタカー

沖縄旅行で困ったことの第1位は、やはりレンタカー屋に関することでした。

那覇空港周辺には数多くのレンタカー屋があるのですが、「空港からすぐにレンタカーに乗れる」というキャッチコピーに騙されてはいけません。

那覇空港周辺で営業しているレンタカー屋の多くは、空港から少し離れた場所にあります。

そのため、空港からレンタカー屋までは大型バスなどで無料送迎をしているのですが、旅行シーズンに突入するとこの無料送迎バスに乗るためだけでも長蛇の列。

やっとの思いでレンタカー屋にたどり着いても、そこで待っているのは車を受け取る手続きのための新たな長蛇の列・・・。

このように、訪れるシーズンにもよりますが、那覇空港周辺のレンタカー屋を利用すると、空港到着から実際に車を受け取るまでに平均して約1時間~2時間程度かかってしまいます。

ゆいレール駅沿いのレンタカー屋を利用するのがおすすめ

モノレール

電車がない沖縄ですが、那覇市の一部ではモノレール「ゆいレール」が運行しています。

モノレールは那覇空港と直結しているため、夏の日差しや突然の雨を気にすることなく駅まで移動することが出来ます。

さらに那覇空港から出発するゆいレールの駅近くには、レンタカー屋が意外とあるんです!

これこそがレンタカー屋に関するお困りごとを回避する裏技!

ちなみにレンタカー屋によっては最寄の駅から事務所まで無料で送迎してくれるところもあり、こちらは事前に連絡をしておけばほとんど待ち時間はありません。

しかも那覇空港周辺のレンタカー屋と比べて混雑もほとんどありませんので、手続きから受け取りまでの時間もかなり早い!少しでも沖縄で過ごす時間を確保したいのなら、今回紹介した裏ワザはかなりおススメですよ!

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