沖縄の私立中学、受験するならどこがおすすめ?

公立中学もいいけれど、将来のことを考えたらやっぱり、カリキュラムに特色のある私立中学がいい!それなら、沖縄の私立中学のことをもっと知らなくちゃ!

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沖縄の私立中学校ってどんなところがあるの?

発見

今でも3人きょうだいは当たり前という沖縄では、多くの公立中学校があります。沖縄本島は南北に細長い島なので、住む地域によって、学校教育にも特色があるのも、沖縄の中学校の特徴です。

そんな沖縄ですが、子供の将来のために、独自のカリキュラムで学校教育を行っている私立中学校も、人気があります。

沖縄県の私立中学校

沖縄県には、6校の私立中学校と1校の国立中学校があります。

中高一貫教育が受けられる私立中学校
沖縄三育中学校
昭和薬科大付属中学校
興南中学校
沖縄尚学高等学校附属中学校
小学校から高校まで一貫教育が受けられる私立中学校
沖縄カトリック中学校
小中一貫教育が受けられる私立中学校
沖縄アミークスインターナショナル中学校
国立中学校
国立琉球大学教育学部付属中学校

偏差値の高い私立中学校1位と2位はどこ?

なぜ

沖縄で偏差値の高い私立中学校を狙うなら、1番はどこで、次点はどこか気になりますよね?沖縄県内にある市立中学の中で、最も偏差値が高い学校は以下の通りです。

  1. 昭和薬科大学附属中学校
  2. 沖縄尚学高等学校附属中学校 尚学パイオニアコース

次に、一番目に偏差値の高い昭和薬科大学附属中学校と、二番目に偏差値の高い沖縄尚学高等学校附属中学校 尚学パイオニアコースの違いと受験するにあたって必要な偏差値を見ていきましょう!

沖縄県で最も偏差値の高い私立中学校「昭和薬科大学附属中学校」

昭和薬科大学附属中学校

引用:http://www.showayakka-jh.ed.jp/

偏差値64の「昭和薬科大学附属中学校」は、沖縄県内で最も難関な私立中学校です。中高完全一貫校で、全国評価の学校ランクでは、Bランクと評価されています。

昭和薬科大学附属中学校は、東京にある昭和薬科大学の付属校です。中高一貫教育によって、高い進学率を誇る昭和薬科大学附属中学校は、偏差値はもちろんですが、全国トップクラスの難関大学への進学率が最も高い学校でもあります。

昭和薬科大学附属中学校の良い点として、生徒が質問しやすいようにという配慮から、昭和薬科大学附属中学校では、教科ごとに職員室が設置されています。また、隔週6日制を導入しているため、授業時間は、年間1295時間を確保しています。これは、公立中学校の基準である1015時間を、大きく上回る授業時間数となっています。

合格ラインと見込みありライン

気になるのはやはり、どのくらの偏差値で合格出来るかという「合格ライン」ですよね!ほぼ合格ラインと、見込みがあるラインは以下の通りとなっています。

ほぼ合格ライン
偏差値67以上が、ほぼ合格のラインです。
見込みありライン
偏差値61以上が、合格の見込みがあるラインです。

頑張れば合格できる!「沖縄尚学高等学校附属中学校 尚学パイオニアコース」

沖縄尚学高等学校附属中学校は、「尚学パイオニアコース」と「尚学チャレンジコース」があります。このうち、「尚学パイオニアコース」が、県内2番目に偏差値の高い私立中学校です。

小中一貫校である沖縄尚学高等学校附属中学校は、中学校からだけでなく、高校から入学を希望する人も多い学校です。県内にある大学予備校・尚学院と直接的につながり連携しているため、全国でもトップクラスの難関校である京大は東大への現役進学にも、多くの実績を残しています。

合格ラインと見込みありライン

気になる、沖縄尚学高等学校附属中学校「尚学パイオニアコース」の必要偏差値は、以下の通りとなっています。

ほぼ合格ライン
偏差値59以上が、ほぼ合格のラインです。
見込みありライン
偏差値53以上が、合格の見込みがあるラインです。

特色によって選びたい「興南中学校」と「沖縄カトリック中学校」

偏差値では、ほぼ同じ位置にある興南中学校と沖縄カトリック中学校の場合、特色に大きな違いがあります。

興南中学校

県内に在住しながら、スポーツで全国トップクラスを目指すなら、興南中学校が一番です。中高一貫教育の為、高校受験を気にせずに、スポーツに打ち込むことが出来る環境が整っているため、伝統的にスポーツが活発な中学校としても有名です。

野球では、高校野球史上6校目となる春夏連覇を果たしている興南高校。そのため興南中学校も、県内のリトルリーグに所属する子どもたちにとってあこがれの中学校となっています。

他にも、興南中では、ハンドボールが全国トップクラスとして有名。興南高校ハンドボール部男子で、過去6回全国制覇を達成しています。沖縄は、ハンドボール王国と呼ばれるほどハンドボールが盛んなため、全国を狙う子どもたちが多く集まっています。

また、興南中学校では、年間1,224時間の授業時数が確保されており、学費は1年間で60万円となっています。

合格ラインと見込みありライン

気になる、興南中学校の必要偏差値は、以下の通りとなっています。

ほぼ合格ライン
偏差値52以上が、ほぼ合格のラインです。
見込みありライン
偏差値46以上が、合格の見込みがあるラインです。

沖縄カトリック中学校

沖縄カトリック中学校は、カトリック沖縄学園の中学部になります。カトリック沖縄学園では、真栄原カトリック幼稚園・沖縄カトリック小学校・沖縄カトリック中学高等学校があり、幼児教育から初等教育、中高等教育まで一貫して行うことが出来ます。

英語教育に力を入れている、カトリック系私立中学校です。毎年、生徒全員参加による校内スピーチコンテストが行われたり、放課後には、英語検定対策講座が毎日開講されるなど、英語教育に積極的です。年間1356時間の授業時数が確保されており、学費は1年間で57万円となっています。

合格ラインと見込みありライン

気になる、沖縄カトリック中学校の必要偏差値は、以下の通りとなっています。

ほぼ合格ライン
偏差値51以上が、ほぼ合格のラインです。
見込みありライン
偏差値45以上が、合格の見込みがあるラインです。

家族でしっかりと話し合って決めよう

考える

沖縄県内にある私立中学をご紹介しました。学校のこれまでの功績や学力も大切ですが、一番大切なのはお子様のやりたいこと・学びたいことが学校の方針と合っているかという事。

偏差値や学力だけで学校を選ぶのではなく、「スポーツがやりたい」「英語を学びたい」という子どもの意思も尊重してあげなければいけません。

学校によっては、積極的にオープンキャンパスや説明会を開催しているところもありますので、まずは学校を見学してみたりして、お子さんとしっかりと話し合って決めてみてくださいね!もちろん、学費の事もありますのでご夫婦でもしっかりと話し合われてくださいね!