那覇市内の隠れた散歩スポット・福州園と久米至聖廟

那覇市は、中国福州市の友好都市。そんな那覇市には、異国情緒を感じながら、のんびりと散策することができる、穴場の散歩スポット「福州園」と「久米至聖廟」があります。そんな「福州園」と「久米至聖廟」についてご紹介していきたいと思います。

目次 ページガイド

沖縄人も愛する穴場の散歩スポット・福州園

那覇市の中心部である沖縄県庁から、波の上ビーチ方面に歩くこと20分。

進行方向の左手側に、趣のある白い壁に囲まれた一角が見えてきます。ここが、那覇の隠れた散歩スポット「福州園(ふくしゅうえん)」です。

青い空が映えるのは海だけじゃない!福州園から見る空

福州園

福州園は、那覇市中心部に8500㎡の広さを持つ中国式庭園です。目の前には、市民の憩いの場である松山公園があり、さらに近くには、シーズン中多くの観光客でにぎわう波の上ビーチもあります。

そんな福州園ですが、園内に一歩足を踏み入れると、街の喧騒を忘れさせてくれる別世界が広がっています。

穏やかな気持ちで園内を散策しながら、ふと空を見上げると、そこには、今まで知らなかった沖縄の空が広がっています。

福州園

沖縄の空は、こんな景色の中でも美しく見えるんです。

福州園の高台から、那覇の街を見てみる

福州園

福州園の園内には、岩で作られた人工山があります。その頂上には、小さな休憩所が設置されていて、風を感じながらのんびりと、那覇の街並みを眺めることが出来ます。

海に近い場所に設置された展望台からは、遠くに海を眺めることもでき、那覇の今と昔を、同時に楽しむことができます

久米三十六姓の末裔が管理する聖地・久米至聖廟

福州園を回ったら、次に回りたい穴場の散歩スポットが、久米至聖廟です。

約600年前に中国から渡来してきた久米三十六姓の末裔が守る久米至聖廟

久米至聖廟

福州園を散策していると、外壁の外側に出ることができる場所があります。

実際に福州園から直接出ることはできないのですが、この門の先に、次に紹介する穴場の散歩スポット・久米至聖廟(くめしせいびょう)があります。

久米至聖廟の歴史

久米至聖廟

久米至聖廟は、1674年に久米損泉崎橋頭に建立されました。

琉球王国時代、この至聖廟は国家的な祭禮も行われる大切な場所でもありましたが、廃藩置県後、至聖廟の土地・建物・備品などは国有化されてしまいます。その後、1902年にはこれらが那覇苦に譲渡され、1915年に、現在管理を行っている久米崇聖会へと譲渡されます。

ところが、戦争によってすべてが焼失。終戦後の1975年に、波上宮近くにある天尊廟敷地内に再建されます。

さらに、時は流れて2013年。那覇市久米に新たな至聖廟が完成。これが、現在拝観することができる至聖廟というわけです。

大成殿(たいせいでん)

大成殿
大成殿

至聖廟に入ると、美しく手入れされた芝生の先に、立派な建物が見えます。これが、至聖廟の本殿である「大成殿」です。

大成殿の中には、「孔子」と、顔子・會子・小思小・孟子の「四配」が祀られています。

至聖廟の龍柱の龍の爪は5本

大成殿の入り口には、立派な龍柱が2本あります。ここには、非常に立派な龍の彫刻が施されているのですが、この龍のデザインも、ここでしか見ることができないある秘密が隠されています。

実は、ここで見ることができる龍には5本の爪があります。5本爪の龍は非常に珍しく、中国の皇帝と孔子にしか認められていません。

アン

至聖廟を訪れる際は、ぜひ5本爪をチェックしてみてくださいね!

至聖門は1年に一度しか開かない

孔子廊

至聖廟の中に入るには、正門である至聖門をくぐらなければいけません。ところが、実際に中に入るには、正門のわきにある入口からしか中に入ることはできません。

実は、至聖門が開くのは、毎年9月28日に行われる釋奠祭禮(せきてんさいれい)のみ。なので、この門が開いているところを見ることができるのは、1年に1度しかないのです。

那覇市内の隠れた散歩スポットは、中国との歴史を感じるコース

蓮

那覇市内でおすすめの散歩スポットは、日本にいながら中国を感じることができる、隠れたパワースポットでした。

国際通り観光でちょっと一休みしたい時、足を運んでみたい隠れた散歩の名所・・・。みなさんも、ぜひ足を安めに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

地図

福州園(ふくしゅうえん)

地図

久米至聖廟(久米孔子廟)

  • 住所:那覇市久米2丁目30-1
  • 拝観時間:9:00~17:00