グアムはESTA(エスタ)が必要なの?

グアムやハワイなどに渡米することになったら、必ずと言っていいほど耳にする(目にする)事になるESTA(エスタ)。初めてグアムに行かれる方からすると、ESTAって一体何なのか・・・必ず必要なのかと疑問に思うことが多いでしょう。そんなESTAについてご説明していきたいと思います!

グアムへ行く際、ESTA(エスタ)の申請はしておいた方がいいの?

グアムに行く際、ESTA(エスタ)の申請はしておいた方がいいの?

グアムへ旅行へ行くとなったら、「ビザ」やら「ESTA(エスタ)」やら「入国審査」やら・・・あまり聞き慣れない言葉を耳にするかと思います。ある人は 「ビザが必要じゃないの?」と言い、またある人は「ESTAがないといけないんじゃないの?」と言い・・・海外へ行き慣れていない方の中には、周りからの情報で混乱する方も多いのではないでしょうか?そんな方の為に、グアムへ行く際にESTAは必要なのかという事をご説明いたします。

そもそもESTA(エスタ)って何?

グアムに行く際にESTA(エスタ)が必要になる人とは?

ESTA(エスタ)とは、電子渡航認証システムの事をいい、Electronic System for Travel Authorizationを略してESTA(エスタ)と呼んでいます。

エスタは、ビザ免除プログラムの一部で、米国国土安全保障省(DHS)により2009年1月12日からアメリカへ短期商用・観光目的(90日以内)で訪れる方に取得が義務づけられています。

ESTA(エスタ)の加入は、旅行前であればいつでも可能ですが、審査に時間がかかる事がありますので最低でも2週間前までには申請を済ませておきましょう!

グアムはESTA(エスタ)・ビザがなくても入国できるの!?

グアムに行く際、ESTAやビザが必要になるかどうかは滞在日数によって異なります。グアムへは何日行かれる予定でしょうか?それを踏まえたうえで、下の表を見てみましょう!

エスタとビザの必要性

ほとんどの方が、1週間程度の旅行ではないでしょうか?そのような場合は、2パターンの選択肢があります。飛行機内で入国書類(I-94/I-736)を記入するのであれば、ESTA(エスタ)もビザも必要ありません。それは、グアムが「グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)」というプログラムに参加しているからなんです。

グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)とは?

グアム-北マリアナ諸島だけで行われているプログラムの一つです。グアム滞在が45日以内であれば、ビザもESTAも申請はいらず、機内で配布される入国書類(I-94/I-736)を記入すれば問題ないというプログラムです。事前申請の手間や申請料金は省けますが、入国審査に時間がかかってしまうのがネックです。

メモ

グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)の適応条件

  • 45日以内の短期滞在目的(観光・短期商用目的)
  • 入国時に入国書類(I-94、I-736)を提出すること
  • オーストラリア、ブルネイ、香港、日本、マレーシア、ナウル、ニュージーランド、パプアニューギニア、韓国、シンガポール、台湾(台湾からグアムへの直行便のみ)、イギリス国籍である事(2016年6月現在)
I-736
I-94

グアムに行く際にESTA(エスタ)が必要になる人とは?

では、どんな方がESTA(エスタ)を取得してグアムへ行かなければいけないのでしょうか?

上の表でも説明がありますが、グアムへ46日~90日以内の滞在を予定している方はESTA(エスタ)の申請が必要になります。米国国土安全保障省(DHS)により2009年1月12日から義務付けられているので、46日~90日以内の滞在を予定されている方は、必ずESTAを取得するようにしましょう。

ESTA(エスタ)を申請してグアムへ行くと得!?

ESTA(エスタ)を申請してグアムへ行くと得!?

「必ず必要というわけでもないし、お金もかかるなら・・・ESTAは申請しないで行くよ!」という方もいらっしゃいますが、ESTA(エスタ)を取得していると得な事が2つあります。

特する事1つ目は、上でお話ししたグアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)の一環で行われている入国書類「I-94」・「I-736」の記入が省略できるという事です。「I-94」と「I-736」はグアムまでの機内で配布され、ESTA(エスタ)を取得していない人は必ず記入が必要です。機内では「I-94」と「I-736」とは別に税関申告書の記入も必要なので、計3枚の申請書を記入しなければいけません。入国書類「I-94」・「I-736」の記入は日本語ではなく、すべてローマ字での記入なので、なかなか面倒です。

税関申告書はESTA(エスタ)を取得している人も取得していない人も書かなければいけません。

得する事2つ目はグアムに到着し、入国の審査の時にESTA(エスタ)を取得している人はESTA専用レーンに並ぶ事ができるという事です。事前に入国の申請を行っているので、入国審査がスムーズにいきます。また、比較的ESTA専用レーンのほうが空いている事が多いので、大幅な時間短縮につながります。ミッチェル&ジェシカが訪れた際は、ESTA(エスタ)レーンに長蛇の列ができていたのですが、それでもESTA無しの人達よりは1時間以上早く入国審査を済ませる事が出来ました!

ミッチェルとジェシカ

申請する際に、一人につき$14かかっちゃうけど、有効期限も2年間あるし、時間や手間が省けるので、ESTA(エスタ)は取得しておいた方がいいですよ♪

グアム旅行